ペースメーカ外来ってどんなことをするの?

ペースメーカを植え込むと、ペースメーカ外来というものが付いてきます。

半年に1回(年2回ペース)病院にて、ペースメーカの作動状況を確認するために来院してもらうことになります。(*外来の間隔は病院によって違いがあるので、必ず確認しましょう。)

具体的には、電池の残量・リード情報・不整脈の有無などの確認をします。これらを確認することで正常に機械が作動できているかがわかります。また、患者さんごとの日常生活動作(ADL)に合わせた設定を心臓の状態・電池寿命を考慮した上で変更することもあります。

植込み後にふらつきや労作時の息切れなどの症状がなくなるor軽度になれば、植え込みを行なってよかったなと一安心できると思います。症状には個人差がどうしてもあるので、問診の際に自分の症状やどんなことで悩んでいるかを伝えてもらえれば、ペースメーカの設定で改善できることには対応してくれると思います。

ペースメーカは機械です。できることには限りがあり、全ての症状に対応できるものではないです。ペースメーカが対応できる不整脈は徐脈と呼ばれる脈が遅くなる病気に対して有効です。

 

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